「車庫入れのときに、車をシャッターにぶつけてしまった」「配送のトラックが店のシャッターに接触した」——シャッターと車の接触事故は、決して珍しいトラブルではありません。ぶつけた直後は慌ててしまいますが、対応の順番を知っておけば、修理や保険の手続きをスムーズに進められます。
この記事では、車をシャッターにぶつけたときにまずやること、修理の考え方、保険が使える可能性について解説します。
ぶつけた直後にやること
安全を確保し、シャッターを動かさない
まずは車を安全な場所に移し、けが人がいないか確認します。ぶつけたシャッターは、見た目が大丈夫そうでもレールや内部の部品が傷んでいることがあります。開け閉めを繰り返すと、スラット(シャッターの板)がレールから外れたり、途中で動かなくなったりするおそれがあるので、できるだけ動かさないようにしましょう。
被害の写真を撮る
シャッター全体、へこんだ部分のアップ、レールや柱の状態、車の傷などを、いろいろな角度から撮影しておきます。日付がわかるようにしておくと、保険の申請にも役立ちます。修理の前に撮っておくのがポイントです。
相手がいる場合は連絡先を確認する
他人の車がぶつかった場合は、相手の名前・連絡先・車のナンバー・加入している保険会社を確認しましょう。交通事故として警察に届け出ておくと、保険の手続きで必要になる事故証明を取ることができます。

ぶつけたシャッターに起きやすい被害
- スラットのへこみ・歪み:ぶつかった部分の板が変形し、開け閉めのときにレールに引っかかります。
- ガイドレールの変形:両脇のレールが曲がると、シャッターが途中で止まったり、閉まらなくなったりします。
- 座板(いちばん下の部分)の破損:バックで当てたときに多く、床まで下りずにすき間ができる原因になります。
- 電動シャッターの故障:衝撃で開閉機やセンサーに不具合が出ることがあります。
へこみが一部だけなら、傷んだスラットだけを部分交換できる場合もあります。被害の範囲が広いと、シャッター全体の交換をおすすめすることもあるため、修理と交換の両方の見積もりを出してもらうと比べやすくなります。
保険は使える?
シャッターの修理費用は、状況によって次のような保険でまかなえる場合があります。補償の内容は契約によって異なるため、まずは保険会社や代理店に確認しましょう。
- 他人の車がぶつかった場合:相手が加入している自動車保険の「対物賠償」で、シャッターの修理費用が支払われるのが一般的です。
- 自分(家族)の車でぶつけた場合:自分の家の自動車保険の対物賠償は、通常、自分の家の物には使えません。ただし、建物の火災保険に「建物外部からの物体の衝突」や「破損・汚損」の補償がついていれば、対象になることがあります。
- 店舗・事業所の場合:店舗総合保険などで補償される場合があります。
保険の申請には、被害状況と修理内容がわかる見積書や写真が必要になることが多いです。シャッタートラブル24では、保険申請に使えるお見積書もお出しできます。

修理費用の目安
修理費用は、シャッターの大きさや被害の範囲によって変わります。調整や部分的な修理で済む場合は、ベース金額(ガレージ・店舗のシャッターで18,000円〜、税抜)に作業費と部品代が加わる形になります。料金の目安は「シャッター修理の料金の目安」をご覧ください。
まとめ
車をシャッターにぶつけてしまったら、まず安全を確保し、シャッターはできるだけ動かさずに被害の写真を残しましょう。相手がいる場合は連絡先と保険会社を確認し、警察にも届け出ておくと安心です。修理費用は保険でまかなえる場合があるため、見積書を用意して保険会社に相談してみてください。
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